2008年 GT 500 -Rd.5 SUGO
EPSON NSX 予選12位 決勝リタイア
入賞圏内で手堅く周回していたが、他車に押し出されてリタイア
シリーズ名: 2008 オートバックス SUPER GT(S-GT)
大会名: 第5戦・SUGO GT300kmレース
距離: 3.704km×81周
予選: 7月26日 曇り ・観衆:1万6200人(主催者発表)
決勝: 6月22日 小雨のち曇り・観衆:3万4800人( 同 )
東北南部に居座った前線の影響か、まるで戻り梅雨のような空模様となった7月26〜27日、仙台郊外にあるスポーツランドSUGOで、SUPER GTシリーズ第5戦が開催された。東北地方では年に1度きりの開催であり、夏休みに入ったことも手伝って、不安定な空模様の中、5万人を超えるファンが詰めかけた。
例年7月下旬に開催されるSUGOラウンドは、セパンなみの熱いレースとなるのが通例だ。しかし今年は、東北地方南部に居座った前線の影響から夏の日射しは影を潜め、気温は20〜24℃、路面温度も30℃に満たないという、この季節にしては肌寒いようなコンディションとなった。SUPER GTの予選と決勝(最初のスティント)で使用するタイヤは、金曜日に登録することになっている。タイヤメーカーと相談して週末持ち込むタイヤを決定するのだが、今回のように予想外のコンディションとなると、エンジニアは頭を悩ますことになる。それでも雨に見舞われた金曜日の練習走行では、ダンロップのレインタイヤがベストマッチ。2番手に1秒以上の大差をつけ、チームのモチベーションを引き上げる結果となっていた。
ところが、土曜日の公式予選はコンディションが一転する。前夜からの雨で早朝には濡れていたコースが、サポートレースの予選走行などもあって、1回目の予選が始まる頃には走行ラインからドライに変わっていった。さらに路面温度は26〜27℃程度で、選んだタイヤが威力を発揮するには路面温度が低すぎた。ドライコンディションでのセットアップも不充分で、いつものようにロイックが、GT500クラスの専有走行時間帯にフルアタックしたものの、期待したほどにはタイムは伸びてこない。トップから1秒近く後れてしまい、ポジションは12番手に留まった。その結果、今シーズン5戦目にして初めて、スーパーラップ進出を逃してしまった。
決勝レースが行われる日曜日も、不順な空模様で明けた。朝のフリー走行はウェットコンディションだったが、決勝は再びドライに変わっていた。気温は23〜24℃、路面温度も25〜27℃と、公式予選が行われた前日なみのコンディションが保たれており、苦戦が予想された。だが、前半のスティントを担当したロイックは、1周のローリングから絶妙のダッシュを見せ、10番手でオープニングラップを終えた。
その後もロイックは、マシンのパフォーマンスを最大限に引き出しながら周回を続けた。ステディな走行を続けていたロイックだったが、8番手までポジションアップした直後の37周目、後方から激しくチャージしてきたマシンにプッシングされ、馬の背コーナーでコースオフ。何とか再スタートを試みたロイックだったが、マシンのダメージは大きく、その場でレースを終えることになった。これで2戦連続のリタイアだが、次戦は第6戦の鈴鹿1000km。シリーズでも屈指の暑くて長い、タフなバトルになるはずだが、ここでの好成績に期待がかかる。
■平中 克幸(ドライバー)コメント フラストレーションの溜まるレースでした。他車と接触したシケインは、別にインを閉めたわけじゃなくて、コーナリングの最中にインにねじ込まれたというか、ぶつかってこられました。ロイックさんも頑張ってくれて、僕も何とかポイント圏内で踏み止まっていただけに、とても残念です。
次回は金曜日から、もっと速いマシンに仕上げていって、優勝を狙っていきたいですね。今はそう気持ちを切り替えるだけです。
|